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Demon's Souls―感想&レビュー [PS3]

口コミで売れた近年稀に見るトライ&エラー型高難易度RPG「デモンズソウル」。
私はRPGが好きという人よりも、マリオやロックマンが大好きだったという人にこのゲームをプレイしてもらいたいと思った。失敗を繰り返し、何故失敗したかを学習する。そして最終的には成功に持っていくというゲーム本来の楽しみがこのゲームの魅力であり、それは2D横スクロールアクションに通じるものがあると思ったからだ。
とにかくゲーム本来の楽しさを研究して作ったかのようで

・トライ&エラーによる達成感
・新しいエリア、新しい武器を求めたいという欲求、探求心

この2点を重点的に考えて作られたのだと思う。


更に凄いのが、とにかくゲームをやめさせない作りになっているところ。純粋に面白いからゲームをやめさせたくなるだけでなく、経験値兼金の要素を持った「ソウル」を死亡時にドロップすることにより、
死亡→ソウル回収→死亡→ソウル回収
というループが生まれ、やめ時がなくなるのである。「ドロップする」と書くとdiabloのアイテムドロップを真似ただけのように思われるかもしれないが、このゲームのほうがドロップの仕組みに関しては天下のdiabloより格段に勝ってるといえよう。
死ぬと落としてしまう「ソウル」。金と経験値の役割を持つと書いたが、このゲームは「ソウル」を消費することによりレベルアップするシステムなので、微々たる量なら回収する必要もないが、大抵の場合はそれなりのソウルをドロップすることになるので必然的にソウルを回収しなければいけなくなる上に、ソウルを回収することが目的になることもしばしば。
なぜ、ソウルがある程度たまってる状態で死ぬのか?理由は簡単。
ステージがスタートすると敵を倒して進むことになるのだが、例えばソウルが500溜まったところで死ぬとしよう。
それを回収しに行こうというものならば、また敵を倒さねばいけないので、敵のドロップしたソウル500+回収したソウル500を合わせて1000になる。そして今度はソウルが2000になったところで死ぬと、2000のソウルをドロップし、今度回収したときは1500+2000で合計3500ソウルを所持することになる。そしてまた死ぬと・・・と上手い具合にここでもある種の循環が出来ている。これは言うなればギャンブルに近く、負けているので更にギャンブルを続行して負けた分を取り戻したいという衝動にとても似ている。結局はギャンブルと同じで、慎重になったものが勝ちなのだが、「これくらい大丈夫だろう」と思って少し先に進めたくなるこのゲームは非常に中毒性が高いと思う。死ななければいい?もしあなたがこのゲームに挑むのならばyou are dead.の文字が何回画面に映し出されるか数えてもらいたい。100はくだらないと思う。


また、このゲームは他の日本のRPGと違ってリプレイ性がものすごく高い。イベント、カットシーンが少ないというのも一つの理由だが根本的なゲームシステムを考えると

・2週目が更に高難易度
・オンライン要素

が挙げられる。特筆すべきは2つ目の「オンライン要素」。ここは批判点とも言われるのだが、このゲームはネットにつないで他のプレイヤーの世界に入ることが出来る。
ただ、進入方法は2つあって、一つは、こちらから協力するというサインを出し、相手に召還してもらう方法(協力プレイ)。もう一つはこちらが相手プレイヤーを殺すために一方的にに進入する方法(PK)。協力してステージをクリアする、もしくは相手世界に侵入して相手プレイヤーを倒すと晴れて生身に戻ることが出来る。
ここで唐突に「生身」というワードを出してしまったが、このゲームの特徴としてソウル体という概念が存在する。生身の状態で死ぬとソウル体、即ち幽霊のような存在となり体力ゲージが半分になってしまう。本当によく死ぬゲームなのでプレイ時間の大半はソウル体だ。
ただ、ソウル体でも生き返る方法がいくつか存在し、

・アイテムを使う
・ステージをクリア(デーモンを倒す)
・マルチプレイでの任務達成(協力orPK)

短い間だが生身に戻ることが出来る。ちなみにマルチプレイを行うにはソウル体になってアイテムを使う必要があるので生身状態ではプレイすることが出来ない。また、あるステージでは侵入してきたプレイヤーがボスを演じるという斬新なシステムがあるので、ネットにつないでる人はクリアするまでに一度はマルチプレイでPvPを体験することになるだろう。


ここまで誉めてばかりだったが、欠点は一応存在する。まず、最初のステージが最高に難しいこと。ここが一番の挫折ポイントではないだろうか。最初ということで成長させることが不可能であり、最初に選んだ職業とプレイヤーの腕でクリアできるかどうかが決まる。
そして、このゲームのピークがその最初のステージを含む「王城」エリアだということ。このエリアが一番練りこまれていて面白い。明らかにレベルデザインの差を感じてしまうので残念。
最後にPK要素。私は殺されてもかまわない。なぜなら「死」というのはこのゲームでは日常茶飯事なので。
ただ、やはりこのシステムに関してはかなり嫌悪感を抱く人もいるかと思う。


「人を選ぶ」とよく言われるが、これは間違っている。人を選ぶというゲームは言うなればレビューで6割しか点数のもらえないゲームに対する言葉であり、metascore89のゲームに対して使うべき言葉ではない。50:50で1と10に分かれるようなゲームなら分かるが、このゲームは大半の人間が8~をつけるゲームだと私は思う。もちろん、普段ゲームをやらないような人はやるべきではないと思うが、「デモンズソウル」という名前を知っているゲームに関心のある人ならとりあえず手に取る必要のあるゲームじゃないだろうか。



8/10





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